お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん・・・・ずっと昔を生きたご先祖様があってこの世に生を受けました。 どこかで先祖が一人でもご縁をいただけず、結ばれなかったら、今の私たちはこの世に存在しません。ご縁というものは不思議なものです。
「先祖は根であり、子孫は枝葉」という言葉があります。 ご先祖様は、樹木で言うところ「根」のようなものであり、私たちは、「幹」であり「枝葉」であるという意味です。 日常生活の中で、樹木の幹や枝葉はよく目にしますが、「根」を目にすることはあまりありません。しかし、その存在はしっかりと土の中にあり、その木を支えている大切な存在です。私たちは、その「根」であるご先祖様より命を頂き、今に生かされていることを決して忘れてはなりません。日々感謝の気持ちを持って生きていくことが大切なのです。
供養は、ご先祖様である「根」に対して、感謝というお水や栄養を「向」けることにより、周り「回」って自分達のところに功徳として戻ってくることから、仏教では「回向」と呼びます。感謝を捧げるとともに、「先立たれた者」そして「残された者」が安らかに過ごせるよう願うことが、供養であり回向なのです。
A death anniversary, ancestor memorial service
Year death anniversary memorial service
Stupa memorial service
お釈迦様は「法華経のあるところは、樹の下でも、山でも、谷でも、野原でも、どこであっても塔を建てて供養しなさい。そこは諸仏の道場であり、仏さまのおられるところだ」と塔を建てて供養することを説かれています。また、日蓮大聖人は「卒塔婆の功徳は、故人の成仏に止まらず、建てた施主各々の先祖にも及ぶであろう」とその大きな功徳について述べられております。 ご法事やご命日にはできるだけ多くの卒塔婆を建てて、より深いご供養を願います。
卒塔婆は施主をはじめ、ご家族・ご兄弟・ご親戚の皆様でお上げ頂くのがよいでしょう。1基につき1名の志者(名前)で、連名はご遠慮頂いております。
卒塔婆 一基・・・2,000円
墓地のない方、塔婆立てのない方は、境内「法界萬霊塔」に建立できますのでご安心ください。
Your family, when If of your relatives
ご家族、ご親族にご不幸があると、気が動転して冷静な判断ができなくなり、色々なことが不安な状態になります。気持ちを落ち着ける意味でも、まずは、お寺に御一報ください。
お寺では、故人を送るための(お通夜・お葬儀)段取り、葬儀社の紹介、仏事に関する諸疑問など色々なアドバイスやご相談ができます。
葬儀は、故人への供養(癒し)であると共に、残された遺族の心の癒しでもあります。
そして、葬儀は大事な「命」の教育の場であります。
葬儀を行わなければ、それをきっかけに後世の者たちは葬儀をする習慣を無くし、その負の連鎖によって「葬儀」や「供養」という生死の狭間の大事な仏事が軽んじられて行くのではないでしょうか。
残された者が葬儀を担うことは、「命」のバトンを引き継ぐ大事な時間なのです。
家族の知らなかった故人の姿を、友人や親戚などを通して知ることができる機会でもあり、その生涯を垣間見ることができます。
人と人との縁が稀薄する「無縁社会」が広がる現代、日本が、そして仏教が大事にしてきた「縁」の大切さを伝えていく機会でもあるのです。
Cineration Buddhist memorial service
Cineration Buddhist memorial service
Introduction of the undertaker stone shop