多くの人々はただ漠然と不運な運命に流されて生きています。
そして、救われる術も知らずに生きているのですから幸福な人生を望めません。

日蓮聖人

日蓮聖人

日蓮聖人が、その信者、四条金吾殿の女房にあてられたお手紙で、

「人には二つの神様がいらっしゃる。
一天は同生天(どうしょうてん)と言い、貴方の生命を守り、
一天は同名天(どうみょうてん)と言い、貴方の生活を守ります。
この二天の神様は貴方のためだけの守護神として、
一生涯を影の如く、眼の如く付き添っているのです。」

とお教えになられ、法華経の中にも、随所に解き明かされております。

倶生霊神符は、この神様の強いご加護をいただくため、
法華経守護の諸天善神と私たちを繋ぐありがたいお守りなのです。
何時も肌守りとして身に付け、お題目をお唱えしましょう。
又、先月までのご加護に感謝し、
月はじめには必ず先月の古いお守りと新しいお守りを交換する事も忘れてはなりません。


三つの約束

Three of promise of Gushoureijinfu

倶生霊神符(ぐしょうれいじんふ)は、
毎月その月のお守りと交換して頂くお守りです。

このお守りは、倶生霊神さま(同生天と同名天というお二人の神さま)が「貴方を護ります」という契りの符(あかし)です。

お題目を信じ、
唱えてください。

いつも肌身離さず
霊神符を着帯してください。

毎月、新しい月の霊神符と
必ず交換してください。


着帯ちゃくたい」の大事

Importance of adherend

信仰の強さとは何でしょう

信仰の強さとは、お金を納める事・品物を奉納する事だけで表すものではありません。本当の信仰は、私たちが日々の生活の中でご本仏の子だとの自覚に立ち、争いや苦しみの無い世界となるように、互いを尊び合えるような活動を行うことです。 この倶生霊神符を、着帯する(肌身離さず身に付ける)行為が、信仰の強さを表わす第一歩になるのです。信仰を強くすれば倶生霊神さまのご加護は強くなります。

宗祖日蓮大聖人は・・・

「人の心かたければ神のまもり必ずつよしとこそ候へ」

とお教えになられました。


強い信仰により大きなご利益を私たちは戴くのです。倶生霊神符を身に付け、お題目をお唱えし、毎月その月のお守りを交換し、祈りをささげてお寺の行事のお手伝いやお掃除をする等、自分の体を使って奉仕する布施行も大切な信仰を強める行為です。 できることから始めて下さい。その一歩が「着帯」です。


ご案内

Guidance

盛運祈願会 毎月1日 午前10時より(お守りの交換授与・ご祈願・読誦行)

  • 盛運祈願会では、先月までのご加護を感謝する報恩行と、新しい月のご加護をご祈 願の後、俱生霊神符月守りの交換授与をいたします。
  • どなたでもご参詣できますので、お気軽にご来寺ください。

倶生霊神符の交換 (冥加料・・・一体 三百円)

  • 霊神符は毎月必ず新しいお守りと交換します。
  • お守りは、月初めのご都合の良い日にご参詣いただきお受け取りください。
  • 新規申込みのお守りは、お申込み頂いた翌月より授与いたします。

お寺での祈願

  • 倶生霊神符着帯者芳名帳へお名前が記載されて本堂に奉安されます。
  • その月の安泰と日々のご守護を毎日ご祈願いたします。

倶生霊神符の郵送

  • 遠方の方、その他ご事情等で来寺できない方はお守りの郵送を致します。ご希望の方は、申込用紙の郵送欄に印をご記入下さい。
  • 霊神符の冥加料は、年2回送付されます振込用紙にてお納めください。
  • 郵送料として月百円が掛かりますことご了承ください。


お釈迦さまの教え法華経には「観世音菩薩普門品」というお経があります。

「普門」とは普(あまね)く開いてる門のことで、苦しみから救われご利益を頂くために、
いつでもどこからでも入って行ける大いなる門という意味です。
遠成寺には、大正年代に浅草今戸より招来された、由緒ある厄除け観音さまが奉安されております。
その観音さまの「ご利益の門」と私たちを繋ぐ契りとして二種類のお守りがございます。


徐厄御守

Dividing misfortune your Mamoru

徐厄御守は、厄よけのお守りです。
災厄を避け今後の人生を無事安泰に過ごすため、
肌身離さずお持ち頂くことが大事です。
また、「倶生霊神符」と併せて着帯していただければ、
より一層のご利益をくださいます。
日々の生活で少しずつ溜まっていく「厄」をこまめに祓う意味で、
厄年以外の年も
「身代り符」として「徐厄御守」をお持ちいただくこともお勧めいたします。


観音守護符

Kannon patron marks

観音さまは、人々の苦しみ悩みに応じて、
様々な形に姿をかえ人々を救います。
七難(外部からの災難)三毒(心の病)から救われるだけではなく、
二求両願(男女のよき子宝を得る願い)も成就すると経典に示されております。
身体・良縁・学徳・商売・試験・発育などの
一般祈願のお守りとしてお持ちください。
また、「倶生霊神符」と併せて着帯していただければ、
より一層のご利益をくださいます。


交通安全御守

Traffic safety guard

交通安全御守は、車・バイクなどの車両専用のお守りです。
車両交通安全のご祈祷を受けられた方に授与させて頂きます。
ご祈祷は、交通安全を心がける大切な機会を作って頂くと同時に、
自分では気を付けていても起こりうる事故から護られるようご加護を頂くものです。
自分自身や大切な人を事故から守るために交通安全のご祈祷を受けられることをお勧めいたします。


各種お守りは、ご祈祷を受けられた方に授与させて頂いております。
ご祈願した各種お守りのみをお求めになられることも出来ますので、お問合せください。


御朱印(御首題)

Kannon patron marks

遠成寺の御朱印(御首題)
当寺は日蓮宗のお寺となります。
ご参詣の証に、ご希望の方へ「御朱印(御首題)」をお書きしております。
お気軽にお尋ねください。